和綿と藍の連作障害対策を考える

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連作障害は起こるのか?

綿と藍に共通することなのですが、連作障害に関する情報が少ないです。

藍は肥料を食うから連作はダメ、徳島は土が肥えているから連作できると書かれていたり。
綿は連作できると書かれているものもあれば、連作できないからイネ科やマメ科を挟むと書かれていたり。

数年、綿と藍を育てている体感として、うちの畑の場合は藍は連作しない方がいいかなという感じです。
連作すると葉が小さくなります。
その年の気象にもよるので、連作だけのせいではないと思いますが。

綿は連作しても大丈夫そうですが、10年単位で考えるとどうなんだろうという感じです。

以上を踏まえて作付け計画を作ってみました。

共通のこと

畝の幅を120cmにしていたのですが、90cmに変更しました。

自然栽培を取り入れているので、畝幅は広めの方がいいかなと思い広く取っていたのですが、うちの畑の土が粘土質のせいか高めの畝にしても水捌けが良くない感じがするので、変更しました。

藍は2年ほど休ませたいので、A、B、Cの3ブロックに分けて、毎年1つずつずらしていく感じにしました。
3年で1周する感じです。
Aは好きな野菜、Bは藍、Cは豆類にしました。

藍 連作障害

こうすると豆類を育てた次の年に藍がくるので、毎年いい藍が採れると思います。

Aブロックの野菜は種取りもできるプランです。
6月くらいに種が取れて、7月に豆類を撒くという感じです。

和綿

綿を育てている区画はまっすぐではないので、こんな感じに3ブロックに分けました。

綿 連作障害

2年連作して、トウモロコシとインゲンを挟みました。
藍と同じく3年で1周する感じです。

綿を育てる場所が減りますが、長い目で見ると途中で修正しやすいかなと思います。

自分の畑と相談しよう

連作障害は年単位じゃないとわからないこともあるし、畑によっては大丈夫だったりダメだったりがあると思います。

自分の畑をよく観察して、実際に育てながら修正していくしかないです。
デジタルデータのように、できなかったらリセット!とかできませんし…。

時間と手間をかけながら、ゆっくり自分が育てたいものが育つ畑にしていこうと思います。

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