生ごみ堆肥、続けています
ごみの量を減らしたい、毎日出るものだから利用しない手はない、と思い生ごみを堆肥にしています。
いくつか試した結果、土のう袋に土と米ぬかで作ったタネと生ごみを入れ、熟成させたものを畑に埋めるというカドタ式生ごみ堆肥にたどり着きました。
詳しいやり方↓
カドタ式を選んだ理由
乾燥させるタイプの生ごみ処理機を試してみたり、畑に枠を作ったりしてみましたが、しっくり来ず…。
生ごみ処理機を購入すると、その処理機を処分するときめんどくさそうだな、とか
畑に生ごみを直接入れると虫や鳥が来て、蓋や屋根を作っていると場所を取るし、壊れた時に処分するのがめんどくさそうだな…
と色々試したり考えたりしているところにカドタ式にたどり着きました。
土のう袋だと災害時にも使えますし、破れたり汚れたりした場合、袋の処分が簡単というのが決め手でした。
生ごみ堆肥、冬場問題
夏場は熟成が終わるとすぐに畑に埋められるのですが、私が住んでいる地域は12月〜2月頃までは毎日のように雨や雪が降るので、畑に出ることができず、生ごみ堆肥を土に埋めることができません。
雪が溶けるのを待っていたり、晴れ間を狙っていると、土のう袋が溜まっていきます。
この日↓は4袋分埋めました。
晴れる日を待っていると1ヶ月経っていた!ということが多いのですが、生ごみの状態によっては匂いが出てきたりします。
そういう時はすぐ畑に埋めたらなんとかなるのですが、それができないのが冬場。
そこで参考にしたのがキエーロ。
キエーロとは消滅型生ごみ処理機の名前で、黒土の中のバクテリアを利用し生ごみを分解します。
キエーロは生ごみをそのまま黒土に埋めるのですが、それで分解が進むのは太平洋側の冬場でも日が差すような土地向きのものなんだろうなという印象です。
北陸の場合、冬場だとキエーロでも分解が遅そうなので、カドタ式とキエーロを合わせてみることにしました。
家にあった処分する予定だった衣装ケースを使ってやってみました。
仕込んでから2週間ほど経過した匂いが怪しい感じの生ごみ堆肥を黒土をサンドする感じで。
生ごみ堆肥が表面から出てこないくらい黒土をかけたらネットをかぶせます。
フタは完全に閉めないようにします。私は家にあったスノコを使っていい感じにしました。
黒土に埋めたことにより匂いは無くなりましたが、1週間経過してもまだ分解されていません。
すぐに畑に埋められない場合は活用してもいいかなという感じです。
黒土は楽天で購入しました。
衣装ケースに入れる場合、14Lを2袋入れてちょうどいい感じでした。
ネットで買うと玄関まで持ってきてくれるのでとてもありがたいです。
生ごみ堆肥の注意点など
生ごみ堆肥を続けていて、ここは注意したほうがいいかも?という2点を綴っておきます。
一つ目は、土と糠を混ぜてタネを作るのですが、冬場は発酵が進まないので10月ごろまでに冬場に使うタネをまとめて作っておいた方が良いです。
北陸の場合、冬にタネを作ると気温が低くて発酵が進まないのに加え、雨と雪が多いのでタネを乾燥させるのが難しいです。
二つ目は、糠を直接土のう袋に入れないことです。
発酵が進むかなと思い、タネと生ごみを入れた土のう袋に米糠を追加したことがあるのですが、追加した袋だけ小動物に引っかかれたような跡があり、袋が破かれてしまいました。
冬場はエサが少ないので、糠の匂いにつられたのかな…。
土と糠を混ぜたタネはそういうことがないので、ちゃんと発酵させるのって大事なんだなと思いました。