1月下旬、大根の畝に植えてあったのらぼう菜を、身内が大根と間違えて引っこ抜いてしまいました。
大根の畝に植え替えたときに書いた記事↓
のらぼう菜と大根の見分け方
「大根を収穫するときは気をつけてね」とは言っていたのですが、身内は「出来の悪い大根やな」と思ったそうです。
左が大根で右がのらぼう菜です。
葉の色が濃くて、葉の先端に紫色が入っていて、形はケールっぽい(と私は思っている)のが、のらぼう菜です。
雪の重みの影響か、うちでのらぼう菜を育てると太めの葉牡丹の茎みたいになります。
(他の地域はどうなるのか知りたい…。)
大根を収穫しているときに見ると、出来の悪い大根に見える…のか…?
のらぼう菜を植え直す
私が風邪を引いていたので発見が遅れ、抜いてから3、4日経っていました。
引っこ抜いたので、根の周りに土がたくさんついており、日が経っている割には葉はパリッとしていました。
まだ寒い日が続きますし、雪が降る可能性もありますが、このままだと枯れるしかないので、とりあえず植えてあった場所に戻してみることにしました。
何もしないで枯れるより、何かして枯れた方がいいか、と思い植え直しましたが、正解かわかりません。
数日前に雪が溶けたばかりで、土は水をたくさん含んでいる状態です。
なので乾燥の心配はないのですが、この時期に土をいじることがないので、植えたところで育つのか?と思っています。
植え直して約10日後
植え直してから、雪が降ったり風が強かったりしましたが、新しい葉が次々と出てきました。
冷え込んた影響か、葉と茎の紫が増えたような…?
引っこ抜いて4日ほど放置していたので、ストレスの影響もあるかも?
(紫色はアントシアニンの色らしいです)
3月中旬、初収穫
1月に植え替えたり、植え替えたあと寒かったりで、株は小さめですが花芽が出てきて無事に収穫できました!
初収穫はこのくらい。
茹でて美味しくいただきました。
江戸時代の大飢饉を救った野菜というのは知っていましたが、こんなに生命力が強いとは…。
のらぼう菜はアブラナ科では珍しく自家受粉できるので、種を残しやすいのも良いです。
美味しくて育てやすく、種も取りやすくて最高です。
これからも育てていきたいです。