完全に独学で、綿の栽培〜藍染まで行っています。
まだまだ勉強中で、学び足りないところもありますが、現時点で参考になった書籍をまとめてみました。
綿の栽培
- はじめての綿づくり
綿の栽培方法から道具の使い方、染めと織りまで一通り書いてあり、とてもよかったです。
絶版になっているのか値段が上がっていますね…。
糸紡ぎ
- 木綿伝承
写真や絵が少なくほぼ文字なのですが、綿の反物を作る工程が細かく書かれています。
- 続木綿伝承
木綿伝承と比べて技法より歴史が多めです。
上記2つとも絶版で、なぜか値段が高いので図書館で借りて必要な箇所をコピーさせてもらいました。
織る
- 手織りの基本
- 図説 紬と絣の手織技法入門
手織りの基本は写真が中心で、図説紬と絣の手織技法入門はイラストが中心です。
どちらもわかりやすいのですが、図説紬と絣の手織技法入門で理解してから、手織りの基本を読むと、より理解が深まる感じがします。
- ワタが世界を変える―衣の自給について考えよう
左から読むと技術編で、かせの作り方や原始機での織り方などが書かれています。
右から読むと思想編となっており、大変興味深かったです。
私は地元の素材で着物を作りたいという思いで綿の栽培を始めましたが、この本では綿を通して資本主義と社会主義の対立について書かれています。
ここまで考えて実行している人がいたのか、と感銘を受けました。
藍染
- 栗駒文字千葉家の「正藍染」 むかしのまんま むかしのまんま
技法の本ではありませんが、日本古来の藍染を守ってきた千葉家のことが書かれています。
藍染に対していろいろ考えさせられ、藍染を継続する覚悟ができました。
畑のこと
藍と綿だけを育てる畑にはしたくないという思いから、野菜や穀物も少し育てています。
- 1㎡からはじめる自然菜園
畝を1m2単位で考えるのがとても参考になりました。
私は120cm×120cmで実行しています。
- 完全版 自給自足の自然菜園12カ月 野菜・米・卵のある暮らしのつくり方
綿のコンパニオンプランツについて調べるときに参考になりました。
野菜やお米、養鶏のことも書いてあるので、1冊あるととても便利です。
- 自然農の米づくり
お米を作りたいというより、ワラが欲しいのでお米を育てています。
ばら撒いたら育つかな?という浅はかな考えで育ててみたら全然育たなかったので勉強しました。
自然農を取り入れた栽培方法だと、こちらの本がわかりやすかったです。
お米の他に大豆や麦の栽培方法も書かれています。
- わら一本の革命
福岡正信さんの本です。
技術が書かれているというより、思想が書いてある印象です。
自然農(自然栽培)を取り入れたいと思っている方は一度読むと本質が見えてくると思います。
- 図解でよくわかる 土・肥料のきほん
- 図解でよくわかる 土壌微生物のきほん
上記2冊は肥料を使わず栽培する上で、土について理解を深めたくて読みました。
土の基本が書かれています。
図が多くわかりやすかったです。
- 複合汚染
自然栽培を取り入れるときに色々読んでいて見つけた本です。
私が自然栽培を取り入れるきっかけは環境問題では無いのですが、この本を読んで、自分がやろうとしていることは間違いでは無いのかな、と少し自信を持つことができました。
ひとこと
参考になると思った本ほど絶版になっていることが多いです。
謎に値段が高かったりするので、復刊とは言わないから全部電子書籍にならないかなぁと思っています…。
読んでみて「参考になる!」と思った本は随時追記していきます。