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松任染とは
以前書いた記事
1年ほど前に「松任染は現代で作ることができるのか」という記事を書きました。
松任染は現代で作ることができるのか
松任染とは 松任染は石川県白山市(旧松任市)で作られていた藍染です。様々な種類がありましたが、特に有名だった松任染小紋を作ると仮定して考えてみました。 松任染...
松任染の着物を作りたい
着物が好きで、織ってみたいと思っていた頃に、偶然松任染というものに出会いました。
70年近く松任(今は白山市)に住んでいる現在98歳の曽祖母は、松任染のことを知りませんでした。
松任の中心部に住んでいる方に聞いたところ、松任染は知らないけれど染織している人を知っている、とのことでした。資料に名前が出ている方だと思われます。
松任染の資料で一番新しいものは1994年に松任染の展示会が白山市立博物館で行われた際に発行された冊子です。
この冊子には松任染の着物が載っていました。
生産はされていなかったと思われますが、28年前には存在していた松任染の着物。
この1年で「いつか松任染の着物を見てみたい」というフワッとした気持ちから、「松任染の着物を作りたい」という思いになりました。
旧松任市で生まれ育ち、せっかく松任染というものに出会えたので、松任染というものを自分なりに形にしたいな、と思うようになりました。
目標は松任染の代表であった松任染小紋の着物を作り上げることです。