ひいおばあちゃんが植えた渋柿があるのですが、今年は今まで見たことがないくらい豊作に恵まれました。
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雨が多い地域でもカビない干し柿の作り方
干し柿は日中の気温が10度以下になってから作ることが一般的ですが、そこまで待っているとうちの柿は柔らかくなってしまうのと、11月に入ると雨の日が増えてくるので、10月中旬あたりから作っています。
最高気温が20度でも作っていますが、今のところ この作り方でカビが発生したことはありません。
- 渋柿を柔らかくなる前に収穫する
- 天気予報で晴れが続くか確認してから、午前中に渋柿を洗って皮をむく
- 紐でしばる
- お湯にゆっくり5秒くらいつける(続けて柿を入れる場合は再沸騰を確認してから)
- ハンガーに吊るす
- 日当たりの良い場所に半日干す
- 半日干したら日が当たらない風通しの良い場所に移動させ、10日〜好みの柔らかさになるまで干す
- 干して5日目に、焼酎を入れたコップに柿を浸す(カビそうだったら早めに)
- 干して1週間経過したら1日1回優しく押すように揉むと早く乾きます
ハンガーに吊るす理由は、雨の日に部屋の中に取り込みやすいからです。
吊るし方は下記を参考にしてみてください。
出来上がった干し柿はひとつずつラップをしてジップロックに入れて冷凍庫で保存します。
冷凍庫に入れておく期間が長いと、白い粉みたいなものが浮いてきますが、糖分なので食べても大丈夫です。
ハンガーでの吊し方
今まではエコハンガーに5個こんな感じで吊るしていたのですが、今年は量が多いので
ハンガー1つに6個吊るしてみました。
3回目を作ったときはハンガー1つに8個吊るしました。
3日目までは結構重たいです。
乾いてくると軽くなるので10個くらいは吊るせそうですが、8個が上限だなと感じました。(大きさにもよりますが)
室内に取り込んだり、揉んだり、焼酎につけやすいのは6個です。
2023年の干し柿
今年は5回に分けて作り、合計234個作れました。
干し柿作りの最高記録が50個なので、記録更新です。
これは1回目に作ったものです。
作ったのが10月中旬で暖かかったのですが、カビが発生することはありませんでした。
風がある日が多かったおかげかなと思っています。
乾く前に熟れ過ぎかな?というのが2、3個ありましたが、美味しくできました。