綿打ち〜篠綿の作り方

収穫した綿を綿繰りしたあと、糸を紡ぐ前の準備。

目次

綿弓を用意する

綿弓とは、綿繰りしたあとの綿をほぐすための道具です。

私は竹とタコ糸を使って自分で作りました。

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思っているより簡単に作れるので、費用を抑えたい、綿の品種ごとに使い分けたいという方は自作をおすすめします。

綿弓を使ってほぐす

まず、綿についているゴミを取り除きます。

取り除けたら綿を置いて、綿弓を地面と平行になるように片手で持ちます。
弦を弾く手に軍手を着けて、綿を弾いていきます。
綿の塊が無くなって、ふわふわになるまで続けます。

ほぐれていくと、下に殻などのゴミが落ちてくるので、退けながら作業してください。

動画だと分かりやすいと思います↓

かなり綿が飛び散るので、飛び散ってもいい部屋か、外(雨の当たらない場所)で行うことをおすすめします。
部屋が無いし外で行うのも難しいという方は、ハンドカーダーでほぐす方法もあります。
この方法でも綿が多少飛びますが、綿弓に比べたら少ない方です。


私は綿弓を使う前はペットブラシ2本で代用していました。


篠にする

篠とは紡ぎやすいように整えた棒状の綿のことです。
じんき、よりこと呼ばれることもあります。
上記の動画では1:00~篠を作る工程が始まります。

一升枡(お菓子の空き箱で代用可)の上に綿打ちが終わった綿を少量乗せて、平たくしたら菜箸で巻いていきます。
このときの綿の量や大きさは個人の好みだと思います。
篠作る⇄糸紡ぐを繰り返して自分好みの量や巻き加減を見つけてください。

私はこのくらいの大きさが紡ぎやすいです。

篠ができたら糸を紡いでいきます。

糸車での糸の紡ぎ方はこちら↓

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