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地機がやってきた
ご縁があり、地機がうちにやってきました。
和室の隅っこに設置してみました。
「よく来たね〜」という気持ちで一つ一つ心を込めて拭いています。
なぜ地機を選んだのか?
私の目標は畑から着物を作ることです。
着物を織っている方は高機を使っていることが多いので、私も高機を買うのかな、と思っていました。
最初は着物を作りたいという漠然とした目標でしたが、制作を続けていくにつれ「着物を作るなら地元で着られていたものを作りたい」という意識に変わりました。
私が住んでいる地域では何を使って布を織っていたか図書館で調べた結果、いざり機を使って織られていたという記述がありました。
いざり機(地機)は知っていたものの、眼中に無かったので地機について調べました。
調べていると、高機より歴史が長くとても興味深かったです。
地機を選んだ一番の理由は、いざり機を使って織られていたという記述ですが、調べた結果私が作りたい着物は地機の方があっているのでは無いかと思いました。
高機より機械がシンプルなこと、高機に比べ糸を張らないから糸に優しいということ、1人でも縦糸をかけられるなど。
地機を使って着物を作っているところを動画やHPで拝見し、(このご時世気軽に行けない)地機と高機の布の違いも見て、地機で着物を織ることを決めました。
これからの抱負
今年中(2021年)に機織り機が家に来るとは思いませんでした。
人生何があるかわかりませんね。
近い目標は着物じゃなくても、何か織れるように糸紡ぎを頑張りたいです。
遠い目標だと、自分で栽培した綿で年に1反織りたいので、畑を整備して綿の栽培方法を確立させたいです。(何年かかるだろう)
即効性を求められる現代ですが、ゆっくりじっくり頑張っていきたいと思います。